2024年６月３日の午後に、ハンガリー駐上海総領事館の文化教育領事であるフュレ・ヤーノシュ・ロバート氏ら一行が、上海図書館東館に訪れました。上海図書館中国共産党委員書記である陽春花氏および同図書館の副館長である徐強氏が、東館７階のレセプションルームでロバート氏らと交流を図りました。加えて、読書推進センター、読書サービスセンター、国際交流処などの職員らも参加し、ゲストらをもてなしました。
　この交流の中でロバート氏は、上海図書館がハンガリー駐上海総領事館へのイベント支援を何度も差し伸べてくれたことに感謝の意を示しました。そして、中国とハンガリーにおける国交75周年にあたり、ロバート氏は楊書記に対し初めて執り行われる中国・ハンガリー青少年国際ルービックキューブ大会公開イベントについて触れ、このイベントの上海大会が７月上旬に上海図書館東館で開催されることを希望する旨を伝えました。これに対し楊書記は、ルービックキューブが青少年の知的能力発展に資することや、スマホなどの電子機器への依存度を緩和するのに役立つことについて言及し、上海図書館はこれまでずっと青少年の読書と健全な成長を重視してきたため、当該公開大会が開催されることを歓迎しており、最後に行なわれる決勝戦は上海図書館東館で実施することへ期待感を示しました。

  会談終了後、上海図書館副館長の徐強氏がロバート氏らゲストを率い、東館のシティー・レセプションホール、東方書院教室、BI講演ホールなど公開大会のために選んでいるエリアを見学しました。今後は、大会主催者側が再度上海図書館東館に訪れ視察し、大会会場の最終選考を行います。