2024年４月19日の午前に、スロベニア公文書館保存公文書館館長であるコスアー教授ら一行が、国家公文書交流協力局および上海市公文書局の職員らの引率の下、上海図書館東館に訪れ、上海図書館副館長の徐強氏が同教授らを温かく出迎えました。
  カスアー教授は徐副館長と共に、１階の中庭および文創商店、３階の読書広場、４階の家譜館および直筆館、５階の音楽テーマ館、７階の図書館所蔵希少資料館などを見学しました。徐副館長は、上海図書館の沿革や「上海ウインドウ」プロジェクト、同プロジェクトのスロベニアにおける状況について説明しました。双方は、将来的には図書館所蔵展などの共催や交流を図りたいといった互いの関心事について話し合いました。今回の会談には、中国共産党政府弁公室主任である余江氏ら関係職員も訪れ、ゲストらをもてなしました。
　上海図書館所蔵の西洋文化古書について理解を深めるため、カスアー教授ら一行は翌日の４月20日に、徐家匯蔵書楼を見学しました。