ニュース
シンガポール国立図書館管理局の代表団が上海図書館東館を訪問
2024年3月22日、シンガポール国立図書館管理局の劉賜慧副局長ら一行8名が、上海図書館を訪れました。上海図書館館長である陳超氏と劉局長ら一行は、東館第一会議室で会談や交流を図りました。会談の前に、ゲストらは7階の貴重蔵書館、5階の貴重美術館、4階の家譜館、3階の読書広場などのエリアを見学し、東館のPRビデオの視聴もしました。
陳超館長は劉局長ら一行を温かく出迎えた後、東館の発展状況や双方における20年以上にわたる協力関係や交流について触れました。劉局長は陳館長のもてなしに感謝するとともに、今回の上海図書館訪問の目的について説明しました。それで、上海図書館側は、図書館読書推進センター、取材・編集センター、読者サービスセンターの関係職員ら全てが出席し、シンガポール図書館のゲストらと共に、上海図書館における読書推進の成功事例、実際の書籍とデジタル書籍の各資源の購入、図書館所蔵書籍の仕分けと貸し出しといった内容をシェアし合いました。両者は中国とシンガポールそれぞれの図書館における管理や運営モデルの特徴を比較し合い、互いに共通する問題点について意見を出し合いました。今後も更なる協力関係を図り、互いに学び合う機会を持つことに期待感が膨らみます。