2024年2月2日の夜に、2024迎春招待会が上海図書館東館7階にあるシティ・レセプションルームで開催されました。今回の招待会は、上海市政府外事弁公室および上海市政府香港・マカオ弁公室が共同で主催し、上海図書館の協力により執り行なわれました。 海外の駐上海領事機関、メディア、国際友好都市、市長国際企業家コンサルタント会議の代表者、友好関係を共に築いてきた著名人や香港・マカオの代表者ら合わせて500名が、この招待会に出席しました。加えて、図書館共産党委員会書記の陽春花氏、図書館館長の陳超氏、共産党委員会副書記の楊咏梅氏、図書館副館長の徐強氏らが、共催側の代表として出席しました。
上海市政府弁公室および上海市政府香港・マカオ弁公室の主任であり、上海市人民対外友好協会常務副会長である孔副安氏が、あいさつの中で2023年における上海市の発展状況について話し、新たな年においても皆が、上海を拠り所とし、上海を選び、上海に根付くことに対する期待感を表明しました。
上海図書館館長である陳超氏は、上海図書館の発展について紹介し、2002年に創設された「上海ウインドウ」プロジェクトが、引き続き上海と海外との間における書籍を通じて育まれる文化交流の重要な架け橋となることに期待感を示しました。
上海市人民対外友好協会会長である陳靖氏および海外駐上海領事団団長でフィジー駐上海総領事でもある陳玉茹氏が、金獅子に目入れを行いました。
この招待会で、中国および海外のゲストらは皆で中国文化を体験することができました。上海の各区や上海図書館の無形文化遺産プロジェクト展示エリアでは、数多くの貴重な美術品が展示され、ゲストらはその匠の技によるアートを思う存分に楽しみました。幾つかの駐上海総領事館は、新年の文化をテーマとした展示で多彩な展示品を披露し、異なる文化が持つ趣は出席者らを魅了しました。
このイベントプログラムでは、中国と海外における文化融合を一つの場所で楽しめる稀な機会となり、中国の役者や駐上海領事館の職員らによる見事なパフォーマンスが拍手喝さいを浴び、招待会に花を添えました。そして獅子による舞いは、辰年が素晴らしい一年となることへの期待を参加者に湧かせました。