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中国初の「読書を楽しむ森林」がオープン

  上海市浦東新区と上海図書館が提携し建設した、中国で初となる「読書を楽しむ森林(Read & Joy Forest)」がこのほどオープンしました。
 この「読書を楽しむ森林」は上海図書館東館の南側に位置し、2万平方メートルを超える面積があります。この「読書を楽しむ森林」には、上海東館の南大門や地下鉄2号線上海科技館駅3号出入口および世紀大道や錦繍路などの歩道から入ることができます。「読書を楽しむ森林」は、森林本来の姿をそのまま保たせているため、木陰の下で読書を楽しめることに加え、森林の空気を吸いながら散歩を楽しむ機能を併せ持っています。さらにこの施設内には、森林内を一回りできる遊歩道や枕木で造った椅子などが設けられています。

  上海図書館東館の7階シティホールにある読者ステーションから、この「読書を楽しむ森林」の全貌を眼下に眺めることができ、少し離れた場所にある世紀公園、上海科技館、上海博物館東館、陸家嘴といった上海のランドマークとなる建築物なども眺望することができます。

 

 

  上海市公園都市計画建設は、境界の無い融合、境界の無いイノベーション、「都市は一つの有機生命体」という一貫した理念を持ち続けています。そのため、上海図書館東館は「大読書時代のスマート複合型図書館」を建設し、同市の政策と連携およびイノベーションを行いながらデザインをプロモーションし、緑地化された読書スペースを実現させました。そしてこの先も、図書館と各分野に渡る都市の機能を併せ持った複合的な空間を創造し続け、生産、生活、生態空間がバランスよく保たれた、クオリティの高い発展と生活空間を造ることに貢献します。
 「読書を楽しむ森林」で皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。
https://www.ipshanghai.cn/essayDetail/988976