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上海図書館東館がオープンβテストイベントを開始

  8月16日から27日までの期間、上海図書館東館は、最大限のオープンスペース、オリジナル見学ルート、ありとあらゆるテーマイベントを読者らに体験してもらうためのオープンβテストを開催します。オンラインで予約可能で、オフラインでの体験イベントを通し、上海図書館と読者が共に理想の上海図書館東館を形作り、「人民の図書館は人民が建て、人民の図書館は人民のため」という人民都市の理念を体現します。

  上海図書館東館の総建築面積は11万5千平方メートルに延べ、これは現時点で国内単体では最大の建築面積を有する図書館建築となります。本図書館には、閲覧席が6000席あり、毎年200余りの講座や数多くの各種学術イベントにより読者のニーズに応えることができ、来館者は400万人に達すると予想されます。
  オープンβテスト期間中は、真新しい予約システムを通して見学、貸出、閲覧座席、イベント、展覧、映像鑑賞などを体験できます。図書館が擁している予約制の図書館サービスは、今のところ中国国内初のシステムで、利便性や公平性を提供するだけでなく、カスタマイズされたサービスの促進も図ることが可能です。

  東館の児童エリアには、科学と革新という全く新しいテーマをモチーフに、探求形式の読書環境が備えられています。「ウサギを追いかけにいこうよ-アリスが中国にやって来て100年回顧展」および「絵本に中国夢を見る」といった展示コーナーが掲げられており、16万冊余りの中国語や外国語の各種児童文献が提供され、14歳以下の児童や少年少女のために、多分野にわたる読書サービスや読書ガイドが設けられています。

  読書広場には中国語と外国語の図書や雑誌が、約40万冊と600種に及び、貸出と閲覧を一本化したサービスが機能しており、スマートフォンで本の貸出やアドバイスなどができ、紙と電子の融合といった特徴があり、バーチャルロボットのサポートにより、読者が本を探したり、各種サービスの検索、座席予約、情報交換が可能です。さらに、館内の位置やビッグデータ解析を利用し、「本のために読者を探し、読者のために本を探す」精確なサービスを提供します。ユニークな「館員」であるサービスロボットは、図書の貸出、検索、推薦、館内ナビ、スマート対話、巡回放送などのサービスに従事します。新世代スマート物流仕分けシステムは、複数および単数の書籍を自動で返却し仕分けることができ、この迅速に書棚に戻す機能により、24時間全天候型流通サービスが実現しています。