2022年7月22日、上海市民の心の中の「英知神殿」-上海図書館が70歳を迎えました。その上海図書館は、70年前の歴史的な証人たちを探したいと願っています。
70年前の1952年7月22日、上海図書館は南京西路325号の元上海競馬庁で開館しましたが、このことは中国上海の文化生活に大きな影響を与える出来事でした。当時の報道記事によると、「参列者は1万人に達した」と報じられています。
「華東画報」1952年8月号に掲載された何枚かの写真には、上海図書館開館当日の賑わいぶりが、記録として収められています。その内の1枚は当時の図書館ホールの写真で、紅領巾を巻いた5名の少女が、淡い色の半袖シャツに校章を付けた姿で写っています。そのワンシーンに映る彼女たちは、さながら幸運にも上海図書館に入る最初のグループとしてカメラマンが自分たちを撮っていることを知っているかのように、幼い顔をほころばせながら自然な笑みを浮かべているように見えます。
70年経った今、私たち上海図書館はこの写真の主役である5名の少女たちが、現在どこにいるのか、上海図書館とはどんな関係があったのか、更にはどんな読書ストーリを持っていたのかについて、知りたいと思っています。
それで上海図書館は、「尋ね人」の告示を出すことにしました。
•もしあなたが、70年前の写真に写る5名の少女のうちの一人、あるいは彼女たちを知る友人、もしくはその他の手がかりを知る人物であるなら、私たちに連絡先をお知らせください。
•もしあなたが、上海図書館が70年前に開館したその日の、あるいはその後のストーリー、個人的な思い出、それにまつわる写真、日記、貸出カードなどを有しているなら、私たちに連絡先をお知らせください。読書を愛でる人の記憶は、上海図書館というこの共通の精神的パラダイスにあり、いつでも互いの心を通わせることができます。
上海図書館創立70周年記念写真尋ね人イベント
連絡先:孫玉婷
電話:64455555-1122