中国図書館だより
「先人の後を継ぎ、将来の道を拓く」-上海図書館東館建設
上海図書館東館は2017年9月に竣工以来5年ほど経ち、間もなく運営が試行されます。国内外の図書館界や一般市民からの期待に応えるために、「図書館雑誌」は、「先人の後を継ぎ、将来の道を拓く-上海図書館東館」というテーマを掲げ、図書館界の専門家や学者らを招いて、図書館の発展戦略、建築設計、スマート化の構築、視覚識別システムの設営、テーマサービスのイノベーション、アート陳列といった分野をめぐり、東館建設のポイントやメリットを深く掘り下げて示し、東館の持つスタイル全体を解説しています。
上海図書館東館の外観
テーマ別の内容として、上海図書館館長の陳超氏による「大読書時代のスマート複合型図書館発展戦略の思考」、マカオ大学図書館館長の呉建中氏による「上海図書館東館の設計から見た、世界の図書館建築の発展動向」、上海図書館視覚識別システムアップデートチームによる「全メディア時代における公共図書館イメージを描く-上海図書館が視覚識別システムをアップデートした記録と思考」などが含まれています。