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イスラエル駐上海総領事が上海図書館を訪問

 

  2021年8月19日の午後、イスラエル駐上海総領事であるエディー・シャピーラ氏および副領事のモル・ベン・モーシェ氏ら一行5名が上海図書館に訪れ、上海図書館の館長である陳超氏がそれら来賓を迎え、国際交流処とコンベンションセンターの職員らがもてなしました。
 陳超館長はエディー総領事に、上海図書館の所蔵資料や新館開館の準備状況を伝え、対するエディー総領事は、イスラエルにおける毎年の出版状況およびエルサレム読書週間などのイベントについて紹介しました。会談の中で双方は、ユダヤ文化と上海の間にある特別なつながりについて触れ、イスラエル側のゲストらは、上海の文化機関と共同でイベントを催し、現代の若者たちが互いの歴史について知る機会を設けたいという意向を示しました。陳超館長は、上海図書館は長年にわたり歴史的写真の収集と整理に尽力しており、その中にイスラエル人の偉大な写真家であるサム・サンゼッティ氏の写真集が含まれていることについても言及しました。2022年は、イスラエルとの国交関係の樹立30周年にあたり、さらに上海図書館成立70周年、東館開館一年目となる年となります。写真家サム・サンゼッティ氏の個展が東館で開催されるなら、非常に素晴らしいイベントとなるに違いありません。
 会談終了後、エディー総領事は「エルサレム三千年」と題する書籍を、上海図書館への特別寄贈書として送りました。