中国図書館だより
政府プロジェクト報告に「中国全国民読書運動」が連続して8回盛り込まれる
2020年4月、第十七回中国全国民読書調査の結果が公式に発表されました。このデータを見てみると、2019年中国の成人が、書籍、雑誌、新聞およびデジタル書籍などを閲覧した総合的な読書率は81.1パーセントで、2018年の80.8パーセントと比較し、0.3ポイントの上昇となったことが分かりました。デジタル化された書籍の閲覧(インターネット、スマートフォン、電子書籍リーダー、タブレットなどを利用)は79.3パーセントで、2018年の76.2パーセントと比べ3.1ポイントの上昇となり、ここ何年かは連続して増加傾向にあります。
さらに、2021年の政府プロジェクト報告の中に、「中国全国民読書の提唱」が再び提出されたことにより、2014年以来「中国全国民読書運動」が連続して8回盛り込まれたことになります。