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上海図書館とマカオ博物館がビデオミーティングを開催
2021年12月13日の午後3時に、上海図書館館長の陳超氏とマカオ博物館館長の盧可茵氏ら3名によるビデオ会議が行なわれました。
まず初めにマカオ博物館側が、双方の長年築いてきた協力関係がもたらした成果について振り返り、2005年から続いた関係の中で共同出版した「鄭観応文献選集」や、展覧会のために提供した作品、盛宣懐に関わるアーカイブファイルのデジタルバンクなどにおける提携について触れ、盧可茵館長が続けて、上海図書館がマカオの文化事業を支持またサポートしてきたことに対し謝意を表しました。それに対し陳超館長は、双方が築いてきた協力関係が生み出した成果を認めるとともに、新型コロナウイルスの蔓延が収束した際には、マカオの代表団を上海図書館に招き、協力関係を深める交流を持ちたい意向を示しました。
2022年は鄭観応の生誕180年周年にあたり、上海図書館設立70周年の年でもあります。さらに、上海図書館東館の開館一年目ともなり、双方は来年にも一つの系統だてたテーマに沿い、協力関係を進めてゆく予定です。会議の終了後、両者はディスカッションした内容を細分化して協議し、鄭観応プロジェクトに関わる研究とアーカイブファイル開発作業を展開してゆきます。