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キューバ駐上海総領事が上海図書館を訪問

  2021年12月14日の午前10時、キューバ駐上海総領事であるネストール・エンリケ・トーレス・オリベラ氏が夫人とともに上海図書館を訪れ、上海図書館館長の陳超氏がゲストらを出迎えました。

  トーレス総領事は、自身と家族が読書を深く愛する背景ゆえに、図書館に対しては特別な感情があることを話し、4年の任期を終えようとしているこの機会に図書館を訪問し、キューバの著名作家カーペンターの中国語に翻訳された幾つかの作品-「光明世紀」、「人間王国」、「時間之戦」を寄贈する旨を伝えました。さらに総領事は、間もなく務めを終えることになるものの、キューバおよび中国双方の協力関係について新たな総領事に報告し、その関係をさらに強めてゆくために尽力したい意向を示しました。
 陳超館長はトーレス総領事に、両国が長年築いてきた協力関係の中でも、とりわけ際立った提携プロジェクトである「上海ウインドウ」が、キューバのホセ・マルティ図書館およびサンティアゴ省立図書館(エルビラカペー図書館)で設立された状況について紹介しました。総領事の寄贈書に対して陳超館長は謝意を表し、新型コロナウイルスの蔓延が収束した際には、新任のキューバ駐上海総領事を上海図書館東館に招き、互いの協力関係を深める交流を持ちたいという意欲を表明しました。