中国図書館だより
スマートネット、読書は無限-長江デルタ地区公共図書館ネット貸出サービス連盟が創設
「e線図情」は2021年9月28日、上海市楊浦区図書館が長江デルタ地区の公共図書館と共同で「長江デルタ地区公共図書館ネット貸出サービス連盟」を発足させたと報じました。
当該連盟は、中国の全国民の読書および読書社会を推進するという目的で設立され、各図書館相互の協力関係や資料の研究を促し、公共文化の融合を実現することをねらいとし、上海市楊浦図書館、昆山市図書館、蘇州市呉江図書館、蘇州市呉中区図書館、揚州市図書館、六安市図書館、寧波市鄞州区図書館、常州市武進図書館、金陵市図書館、南京市六合区図書館、南京市江北新区図書館、無錫市錫山区図書館など12の公共図書館が共同で盟約を結んだ組織で、エリア内各地域の文化的特色を特徴とした記念蔵書表をリリースし、「長江デルタ~読書を楽しく」イベントも同時にスタートさせました。
今のところ成員図書館は「長江デルタ」地域に127の図書館セルフ貸出サービスポイントを設立し、昆山市図書館の「書香鹿城」、揚州市図書館の「楊図速遞・悦読書房」、鄞州区図書館の「網約書」といった読書ポイントが、各地域の図書館ブランドとして新たな人気スポットになっています。