中国図書館だより
スマート図書館も図書館であることに変わりはない
2021年10月、東莞市図書館館長である李東来氏は「e線図情」によるインタビューを受けていた際に、スマート図書館は新たな時代また新たな技術環境で情報技術の整合を行ない、図書館資源をより一層活性化する一つの手立てとなることについて述べました。
李館長はさらに、スマート図書館はプロブレム指向、アプリケーション指向であり、問題解決のための単純な新技術の利用ではなく、現代の情報技術を用いた、とりわけ新しいAI技術といった図書館の業務能力を向上させる役割を担っていることや、スマート図書館も結局のところ図書館であることに変わりはないため、図書館としての機能を高めることに重きを置き、サービスの向上を図るとともにその分野の拡充を目指しつつ、あるべきサービスを提供することが重要であることについて改めて触れました。