中国図書館だより
2020上海ブックフェア、「未来の読書」に無限の可能性を見る
8月12日、2020上海ブックフェアが正式に開幕しました。今回のブックフェアは、「ブレークスルー」を主要なテーマとし、ハイクオリティ、多次元、オンラインとオフラインの連動にスポットが当てられています。今ブックフェア上で、国内初となるイマージョンリスニング読書館となる「未来自習室」や「睡眠図書館」などの新しい読書体験モデルがお目見えしました。
「未来自習室」は、タイムカプセルに似た乗り物や虹の橋のような通路、スリーピングキャビンなどのインタラクティブマシンを通し、読書と日常生活および職場のシーンを結びつけ、「車中、路上、ベッドの上」といった3つに分けられた読書をするシーンを提供しています。
今年のブックフェアでは、ホテルチェーンを運営する上海アトゥールホテルと上海三聯書店の提携により「睡眠図書館」が実現しました。各出版社が、睡眠前の状況を推考し厳選した「睡眠シーンリスト」が用意され、嗅覚、聴覚、視覚などの感覚器官を利用しながら、入眠を促す香りや音楽、インタラクティブシステムが自然な睡眠環境をつくり、良好な睡眠へと誘う効果を発揮します。
出典:http://www.chinalibs.net/ArticleInfo.aspx?id=486497
http://www.chinalibs.net/ArticleInfo.aspx?id=486586