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「2019新型コロナウイルス肺炎-基礎研究から臨床研究」海外版新書発表会および寄贈セレモニー開催
2020年6月5日の午後、上海医療専門家チームの班長であり、華山病院感染症科の主任でもある張文宏教授が編集主幹として出版した「2019新型コロナウイルス肺炎-基礎研究から臨床研究」海外版の新書発表会および寄贈セレモニーが復旦大学図書館医科館で盛大に行われました。
この式典の中で、復旦大学出版社が上海図書館と復旦大学図書館に四か国語に訳された同書を寄贈しました。受贈側の代表となった上海図書館館長の陳超氏はあいさつの中で、既に2月1日の時点で、上海図書館は中国全土および世界の文化著名人や新型コロナウイルス肺炎と闘う医療従事者に対し発言を求めた最初の図書館として行動し、それに対し張文宏教授が中国の小正月にあたる日の夜に「冬は間もなく過ぎ去り、春が訪れる。世界は変わることなく、平安が訪れる」という言葉を贈ってくれたことについて触れました。上海図書館は、PRプロジェクト「上海ウインドウ」による「going out」図書プロジェクトの積極的な後押しを行ない、中国の真の文化を発信することにより、文化と読書を融合させた運命共同体の構築を目指してゆくことを確認しました。