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「イタリア・ウインドウ」落成式が上海図書館で挙行
中国とイタリアが国交50周年を迎えるにあたり、2020年11月25日の午前、「イタリア・ウインドウ」落成イベントが、上海図書館コンテンツ大ホールで執り行なわれました。在中国イタリア大使のルカ・フェラリ氏、イタリア駐上海総領事館総領事のミッシェル・チェッチ氏、上海人民政府外交事務室副主任の傅継紅氏、上海図書館副館長の周徳明氏および上海大学イタリア語学科の学生や数名の上海に在住するイタリア人留学生らがこのセレモニーに参加しました。
「イタリア・ウインドウ」の上海図書館における登録により、大勢の読者が「イタリア・ウインドウ」を通じ、イタリアの言語や文化、歴史を学ぶ機会を得ることができ、この先の新時代を紡いでゆくマルコポーロ的な役割を担うことが期待されています。この公共図書館による新たな特徴を生かし、上海市民はイタリアの風情に触れることができるでしょう。イベントでは、大使のルカ・フェラリ氏らが「イタリア・ウインドウ」の表示板を掲げるセレモニーを行ないました。
落成式終了後、ルカ・フェラリ大使は、4階の「イタリア・ウインドウ」専用コーナーを見学した後、周副館長が上海図書館を代表して寄贈証明書を大使に手渡し、上海図書館にまつわる工芸品を贈りました。イタリア側からの初めての寄贈として、イタリア文学、歴史、美術などをテーマとした書籍が贈られ、読者がこの寄贈書籍を閲覧できるよう、上海図書館はすぐに書棚に並べる手はずを整えました。