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2020デジタル・ヒューマニティーズ年次総会フォーラムが開催
10月20日から21日にかけ、2020デジタル・ヒューマニティーズ年次総会フォーラム(DH2020)が、上海図書館で開催されました。今総会では、「デジタル・ヒューマニティーズと中華文化」、「デジタル・ヒューマニティーズ研究の新鋭」、「デジタル・ヒューマニティーズの基礎構築」をテーマとした3つのフォーラムおよび「デジタル・ヒューマニティーズから見る図書館蔵書資源構築とサービス」をテーマとしたフォーラムが執り行なわれました。
今年の会議は、オンラインとオフラインを利用したインタラクティブ・クラウド・システム形式が採用され、専門家や学者らの幅広い支持と参加により進められました。参加者の合計は8,904名で、そのうちオフラインによる参加者147名(本会場での参加者)と、オンラインでの参加者8,757名(ライブ会議システム視聴者と夜間オンラインシンポジウム参加者)が含まれており、ライブ中継時間の合計は28時間に達しました。
会議の会場では、デジタル・ヒューマニティーズ機構連盟設立を祝したセレモニーも開催されました。今回の会議により、よりグローバルな視点に立って見たデジタル・ヒューマニティーズ分野の革新的な理念や技術についての話し合いが行なわれた結果、世界各地の同業者による経験や研究結果を分かち合う機会を得ることができ、こうして蓄積されてゆく情報が、よりインテリジェンスでパフォーマンスに優れたデジタル・ヒューマニティーズ研究の新たなスタートの一助となることが期待されています。
国際デジタル・ヒューマニティーズ機構連盟主席エリザベス・バー教授があいさつを述べる
中国索引学会デジタル・ヒューマニティーズ専門委員会(機構連盟)設立セレモニー
専門家たちによるディスカッション