８月20日から23日にかけて2019年中国図書館年次総会が、内モンゴル自治区オルドス市東勝区で開かれ、中国図書館学会およびオルドス市東勝区人民政府が「新時代図書館のモデルチェンジ：バランス、融合、インテリジェンス」というテーマを掲げ主催しました。

　このテーマを通し、中国図書館事業の発展段階に現存するアンバランスな点や不十分といえる項目にスポットを当て、中国の発展が新たな局面を迎える中、図書館事業をモデルチェンジさせてゆく必要性を明らかにすることが討論されました。総会開催期間中、中国図書館学会創立40周年テーマフォーラムや情報リテラシーと持続可能な発展などをテーマとした９つのフォーラムが執り行なわれ、総会が招待したおよそ80名の国内外の著名な専門家や学者および図書館職員らが、概要報告や学術交流などを展開しました。

　８月22日の閉幕イベントでは、上海図書館館長である陳超氏が上海図書館東館建設についての報告を、会議に出席した図書館学会の代表者らに行ないました。