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上海図書館東館の屋根が完成する

  上海副都心浦東新区花木エリアに位置する上海図書館東館は、およそ2年の建築過程を経て、鉄骨をベースとした屋根の完成を迎えることになり、2020年の竣工実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。

 上海図書館東館は、浦東新区迎春路、合歓路、錦誘路および世紀大道に囲まれた木々の生い茂る区画に位置しており、建築面積は11.5万平方メートル、高さ50メートル、地上7階地下2階建ての建物です。建物の外観は彫刻中の玉のようなたたずまいで、建物内部は国際品質基準を取り入れたエコナチュラルスタイルの広大なスペースが拡がっています。

 上海図書館東館建設プロジェクトを推進する過程で、上海図書館(上海科学技術情報研究所)はグローバルかつ未来志向のスタイルを固守し続け、サポート、研究、交流、イノベーションのそれぞれが融合した都市型図書館を構築してきました。上海図書館東館は、インテリジェンスを称揚し、コミュニケーション・イノベーションを図り、包容力をシェアし合う「インテリジェント・コミュニケーション・コミュニティー」となり、その機能を発揮していきます。

 2017年9月27日の着工以来、上海図書館東館建設プロジェクトは「高品質、高効率、安全、モラル、クリーン」をテーマとした建設プロセスに全精力を注いでいます。上海図書館東館は2021年に試験的に運営を開始する予定です。