中国図書館だより
「モバイル・タイニー・バウハウス」が中国の図書館を回遊
2019年は世界で初めて創設された現代美術学校であるドイツのバウハウス設立100周年にあたり、これを記念するためドイツの建築家であるヴァン・ボー・ル=メンツェルがデザインした「モバイル・タイニー・バウハウス」が、今年5月から6か月の期間を「モバイル・タイニー・バウハウス」イベントの一環として中国各地を巡ります。「モバイル・タイニー・バウハウス」は、ガラスのグリッドカーテンウォールと白を基調とした側面の外壁で構成されており、講義などを行なえるスペースやバウハウスの書籍を並べた閲覧室を備えています。
2019年8月、この「モバイル・タイニー・バウハウス」が上海浦東図書館に姿を見せ、13日間に及ぶイベント活動を展開しました。参加した市民は、バウハウスの美術関連書籍だけでなくオーディオやビジュアル資料なども閲覧でき、「バウハウスと読書」をテーマとした一連のパブリックイベントにも参加することができます。
「モバイル・タイニー・バウハウス」が上海に滞在する期間中、同済大学にも足を運び、「上海デザインウィーク」イベントに参加する予定もあり、その後は湖南省長沙市、浙江省杭州市、広東省広州市および深セン市へと向かいます。
出典:http://pdxq.sh.gov.cn/shpd/news/20190725/006001_724ca291-25a1-4645-aa36-9ed300e6cb8a.htm
http://jiaju.sina.com.cn/news/20190603/6541222516906852454.shtml