６月27日の午前、ゲーテ・インスティトゥート（中国）図書館・情報センターの責任者であるマリア・トゥーズ氏ら一行４名が上海図書館を訪れ、副館長である周徳明氏が代表団一行を暖かく出迎えました。

　ゲーテ・インスティトゥートと上海図書館は、長期に渡る友好関係を維持しており、これまでゲーテ・インスティトゥートから寄贈された書籍は、館内にある外国語書籍閲覧エリアの特設コーナーに並べられ、上海の読者がドイツ語を学習し、世界の文化を知るための優れたツールおよび手段となっています。周徳明副館長はそのことに対する歓迎と感謝の意を表すると共に、双方がさらに協力関係を深めることに期待感を示しました。

　会談の後、読者サービスセンターの職員と周副館長が代表団を率いて図書館を見学し、とりわけ外国語書籍閲覧エリアに設けられているゲーテ・インスティトゥート特設コーナーで寄贈された図書に対する館員らの意見に耳を傾け、引き続き上海図書館と協力しながら図書の寄贈システムをさらに向上させてゆくという意向が示されました。

　同日、国際交流処および読者サービスセンターの職員らが、訪れたゲストらをもてなしました。