このほど深セン市宝安区図書館でインテリジェント図書返却システムが稼働し始め、図書分別におけるいわゆる「ブラックテクノロジー」を採用した中国初の図書館となりました。このシステムはテクノロジーを駆使したロボット技術を応用して書籍の仕分けを行ない、無人化された書籍自動分別の新たな光景となっています。

　宝安区図書館のロボット仕分けシステムは、上と下にそれぞれある２組のロボットが協働して作業を行ないますが、それには仕分けロボット28台と４台の運搬ロボットが含まれています。図書館で借りた書籍を返却すると、仕分けロボットがそれらの書籍を分別し類別された投函ボックスに投げ込みます。簡潔に言うとその全体の流れは、返却された書籍がベルトコンベアでロボットに渡り、ロボットがボックスに投げ込む、といった具合です。

　
宝安区図書館ロボット仕分けシステムは、職員が各所で書籍を集め、大量の書籍を分類するといった作業を大幅に軽減し、物的資源の削減にも一役買っています。こうしたAⅠ（人工知能）がもたらす高効率かつ敏捷性のあるシステムにより、これまでのように人手を必要としなくなり、市民生活や仕事の手法はテクノロジーによってさらに変革していくことでしょう。

出典：http://www.sohu.com/a/326473975_610732