2019年２月21日、シルクロード国際図書館連盟（Silk Road International Library Alliance）第２回フォーラムがシンガポール国家図書館で開かれ、20か国から訪れた38名の代表者たちが出席しました。今回のフォーラムでは、当該連盟の発展を促す方策や提言が重点的に討議されました。

　シルクロード国際図書館連盟は、2018年５月28日に四川省成都市で設立された機関で、国際図書館の連携を推進するオープンな受け皿として、シルクロード沿いに位置する国々の図書館同士の交流や協働を活性化させるという使命を帯びています。

　シルクロード国際図書館連盟の将来の発展プランとして、中国国家図書館が書記局を創設し当該連盟の運営を管理することや、多様なニーズにこたえる情報交換の場を設けるといった構想を展開させていきますが、その中にはたとえば、機関情報紙のリリースや多岐にわたる図書館プロジェクト（図書目録、保存および保護、国際交流など）に関わる専門性のあるデータバンクの創設、デジタル図書館の開設による科学研究分野の連携推進、展覧会の開催や様々なプロジェクトの展開、さらには各国の図書館同士のコラボレーション強化および資源の共有や文化交流の深化をさらに推し進めることなどが含まれています。

出典：http://www.nlc.cn/newtsgj/yjdt/2019n/4y/201904/t20190404_177477.htm