中国図書館だより
2018年における中国文化の繁栄と発展
| 2019年２月28日、国家統計局は、「2018年国民経済・社会発展統計公報」（以下、「統計公報」と称する）を発表し、公表された2018年における中国文化事業発展統計データは、中国文化の繁栄と発展における現状を映し出しています。 「統計公報」データによると、2018年の末までに2,075の芸術演技団体、3,331の博物館が中国の文化機関として登録されており、文化館は3,326棟、さらに中国全域に点在する3,173の公共図書館に延べ８億4,529万人の入館者が訪れたことが分かりました。 各種新聞は340億部、定期刊行物は24億部、図書類は95億冊出版され、国民一人当たりの図書数は6.85冊となりました。2018年の年末時点で公文書館は4,210あり、公開されている公文書数は1億4,016万通に上ります。 「統計公報」はさらに、2018年における文化、スポーツおよび娯楽産業分野の固定資産投資についても報告しており、前年同期比で21.2％増加し、各業種の中でもっとも大幅な伸びとなりました。同年の消費者価格は前年比で2.1％上昇し、そのうち教育、文化および娯楽分野は2.2％増え、国民の教育、文化および娯楽に対する平均支出は2,226元（１元は16.6円）、前年同期比で見ると11.2％の増加で、食品および酒・タバコ、住居、交通および通信に次ぐ第4の支出分野となりました。 |
| 出典：http://www.scctt.net.cn/chanye/b588c4f34d3847bea282e84ec27b9a87.html |