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中国図書館だより
音声図書館が、図書館サービスを進化させる
  「音声図書館」は現在、図書館の伝統的なサービスコンテンツに革新をもたらし、デジタル読書や音声資料の保存、アクセシビリティサービスの提供などの向上において、なくてはならないものとなっています。
   深セン南山図書館は、2018年に「音声図書館」を開始し、テレビ局の特集番組モデルを参考に、愛好家を招いて録音スタジオで生の音声を録音し、読者が文化科学の情報を聴くだけでなく、言語の美しさを楽しむこともできます。
   重慶図書館も同じく2018年に、全市で初となる音声図書館の開放を始めました。この図書館の読書環境は、上質で自由なスペースになっており、デザイン性にあふれています。読者は、二次元コードをスキャンするだけで、高音質のオーディオ資料を楽しむことができます。
   江蘇「音声図書館」プロジェクトは2017年に始まり、江蘇省の著名人が地元の言葉を使用した江蘇省の名作を朗読しています。ネットユーザーは、インターネットを通し、地元の方言を使って読み上げたオーディオ資料をアップすることもできます。「音声図書館」が発表された一日目に、微博(weibo)の閲覧は20万を超え、サイトの閲覧者数も9万人を超えました。
   2018年7月、チベットのラサ市に、音声図書館が正式に開館しました。当該館は、ラサ市特殊教育学校と協力し、韓国外国語大学、カナダのヨーク大学、南京大学など世界の80近い大学、企業に属する1,000名に上るボランティアが連携して寄贈した音声により構成されています。現在のところ、それらボランティアたちは世界の名作、児童書など300冊ほどの録音を終え、音声資料は合計で1万近くとなりました。さらに、特殊教育学校に属する目に障害を持つ児童全員に、ミニスピーカーがひとつずつ支給されました。
 出典:http://mini.eastday.com/bdmip/180404092110855.html
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1597711191826265282&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1588207739986312153&wfr=spider&for=pc
http://xh.xhby.net/mp3/pc/c/201705/20/c324869.html
http://www.xzdyjy.gov.cn/folder967/yw/qnyw/2018-07-19/95773.html
http://www.hzlib.net/szzytszy/911.htm