中国図書館だより
2018年中国図書館年次総会、「図書館と社会」に焦点
文化観光部が主導し、中国図書館学会および廊坊市人民政府の主催、国家図書館や河北省文化庁など各機関の共催による2018年中国図書館年次総会が、5月31日から6月1日まで廊坊国際会議展覧センターで執り行なわれました。今回の図書館年次総会は、「図書館と社会:実効性ある法治の共有」をテーマに、学術会議と展覧会という二つのカテゴリーに分けて行なわれました。そして、初めてとなる京津冀図書展覧および全人民読書文化デーなどのイベントも同時開催しました。 年次総会の期間中、『「公共図書館法」徹底実行学習フォーラム』、『図書館蔵書品質向上フォーラム』、『公共図書館等級評価フォーラム』、『児童読書フォーラム』など4つのテーマフォーラムが開かれ、併せて『図書館学教育と全人民情報リテラシー』、『現代図書館管理および事業発展』、『図書館技術の応用とイノベーション』、『図書館サービスイノベーションおよび実践』、『図書館と全人民読書』、『図書館事業と社会発展』など6つの学術会議を通し、およそ200名の専門家らが、24項目に及ぶトピックを軸にした報告、ディスカッション、経験の共有などを行ないました。 この年次総会には、国際図書館連盟の主席および書記長など国際図書館界の要人らが幾名か参列し、合わせて3,000人を超える参加者が訪れました。展覧会では、米国図書館協会の特別展示場が設置され、米国華人図書館員協会が「図書館イノベーションサービスおよび新興技術教学」をテーマに、専門的な学術シンポジウムを開催しました。 |
出典:http://www.cssn.cn/wenlian/201805/t20180524_4299435.shtml |