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英知・革新・包容力:未来に向けた複合型図書館
2017-09-25
上海図書館東館の建設プロジェクトは、2017年9月末に浦東花木地区の工事をもって始まります。上海図書館の東館は、浦東居住区中心地と隣接しており、センチュリー・パークや周辺に点在する上海科学技術館、東方芸術センター、浦東展覧館、上海博物館の東館など国際的な影響力を持つ文化エリアに面しています。建築面積は、およそ11.5万平方キロメートルで、地上7階、地下2階の建物となり、「読書建築」と呼ばれるにふさわしい図書館となります。
上海図書館東館は、英知を養い、革新と包容力を分かち合う「知識交流共同体」を目指しており、「資源保障センター、情報交流センター、情報提供シンクタンク、テクノロジー体験センター、国際交流拠点」の5大要素を際立たせ、イノベーションやインテリジェンスにおける公共文化サービスを存分に反映させてゆきます。
建設後の上海図書館東館は、6,000の図書閲覧席を読者に提供し、蔵書数はおよそ480万冊となります。毎年催される200余りの講座や数多くの学術活動に関わる読者のニーズにこたえることができるため、一年間の読者受け入れ延べ人数は、400万人に達することが見込まれます。