中国図書館だより
国家文化部が全国公共図書館の未来像を掲げる
中国国家文化部は、このほど《“十三五”期全国公共図書館事業発展ガイドライン》(以下「ガイドライン」と称する)を発行しました。「ガイドライン」によると、2020年までに全国公共図書館施設ネットワークの整備化を進ませ、文献資源保護の強化や県クラス図書館の本館分館システムの基本構築、公共図書館サービスの標準ならびに均等化と向上、情報ネットワークなどの最新技術をより普及させると共に、法人管理システムの積極的な推進、効果性の高いチームビルディング、政策実施の法的保障強化、国民社会の広範な参加ならびに一般市民の公共図書館サービス満足度の向上を図ることを目指します。 「ガイドライン」は8大要件を提示しており、それには公共図書館施設ネットワークサービスの充実化、文献資源を確保するシステム作り、サービスの向上を図ると共に公共図書館サービスの均等化を推し進める機能の構築、新技術の応用とデジタル化サービスの改善、図書館所蔵資料を最大限に活用し中国の優れた伝統文化を押し広めること、政策理論研究を深め関係する法律や法規および基準の整備、管理体制を刷新し社会制度の発展を図ること、そして国際的な交流と協力関係を強め国際社会での影響力を強化することが含まれています。この要件にはさらに26の具体的な任務および19の課題項目が含まれています。 |
提供元:http://zwgk.mcprc.gov.cn/auto255/201707/t20170726_685747.html?from=timeline&isappinstalled=0
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