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中国図書館だより
中国国家図書館が「BRICS図書館連盟創立意向書」に署名
  2017年7月6日、第二回BRICS文化部長会議が天津で開催されました。会議の期間中、BRICS5か国それぞれの代表が、未来の文化というテーマに基づく実施可能な連携手段についての意見を出し合いました。そして、BRICS5か国は「『BRICS文化協定』行動計画(2017-2021)」に共同署名すると共に、BRICSに属する図書館連盟、博物館連盟、美術館連盟、青少年児童演劇連盟の創立にも立ち会いました。この4つの連盟は、中国国家図書館、中国国家博物館、中国美術館、中国児童芸術劇団が主導し、7月5日の創立大会に至りました。今回署名された「行動計画」の具体的な内容は、文化芸術、文化遺産、文化産業、図書、メディア、出版、アーカイブ、人材育成、カルチャー都市など多方面にわたり、文化芸術の振興や文化遺産の保護、文化産業の発展などにおける連携手段にかかわるものです。今後、カルチャーという分野で長期的な効果を発揮する制度を構築することに力が注がれ、各国の国民同士が互いに対する理解を深めてゆく機会が開かれてゆくことでしょう。

  中国国家図書館館長である韓永進氏は、ブラジル文化部国際推進局の局長アタン・ムニズ氏、ロシア国家公衆歴史図書館の館長ミハエル・アファナエルフ氏、インド国家図書館の館長アラン・クマール・シャクラボッティ氏、そして南アフリカ芸術および文化部の代理総局長ジャラダ・ウシトバ・オンディマ氏らの立会いのもと、「BRICS図書館連盟創立意向書」に共同署名し、BRICS図書館連盟の設立を公に表明しました。
 提供元:http://www.china.com.cn/news/2017-07/06/content_41167006.htm