中国図書館だより
「中国図書館史」の初版が出版
2017年10月12日、中国で初となる「中国図書史」が北京で出版されました。合計2百万字で成るこの書籍は、《古代蔵書》《近代図書館》《現代図書館》《付録》の4巻で構成されています。 |
《中国図書館史》は中国で最初の意義深い中国図書館通史で、秦代から今日に至る三千年以上の蔵書史および図書館の発展を扱った初めての全面的な記録で、中国図書館事業における発展の成果ならびにその経験と教訓を収めた総括書です。《中国図書館史》は社会的な歴史と発展という幅広い視野から中国図書館事業の進展を分析かつ考察している書籍で、秦代から西暦2009年の期間を扱っており、中国の三千年以上にわたる図書の所蔵と管理の歴史を記録しています。とりわけ、新中国図書館史の系統だった研究により、これまで空白となっていた分野が補われることになりました。 写真提供元:http://blog.sina.com.cn/s/blog_6460c8450102xdn6.html
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