中国図書館だより
上海図書館、系譜ナレッジベースオープンデータ応用・開発コンテストを開催
コンテスト周知ポスター |
上海図書館と上海図書館文化部公共文化研究所は、家譜知識庫数据服務平台(系譜ナレッジベースデータ検索サイト/ http://jp.library.sh.cn/)開設に合わせ、オープンデータ応用・開発コンテストを3月16日に開始しました。オープンデータの価値向上や潜在的応用力発掘のため、独創的で優れた系譜ナレッジベース向けモバイル製品およびサービスを、約2ヶ月に渡り社会から募集します。
系譜は時間を越えて今と昔をつなぐとともに、国内外の中国人を結びつける資料です。さらに、歴史、人口、経済、人類、遺伝などの学問における研究資料となるため、社会発展のための研究にとって重要な意義を持つ資料でもあります。本コンテストの対象データは、上海図書館所蔵系譜文献のタイトル、作者、編さん時期、テキスト情報、姓氏、著名祖先、屋号、系譜所在地(行政区域および地名表)、系譜図(一部分)、収蔵機関(機関リストデータ)や、中国年号・西暦早見表などです。 本コンテストの賞および賞金は、1等賞2万元(1名)、2等賞1万元(2名)、入賞2,000元(5名)で、結果は5月末の公共図書館サービス周知週間開催期間中に発表されます。 |