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大英図書館長が上海図書館を訪問
  2016年12月5日、大英図書館のローリー・キーティング館長が上海図書館を訪問し、周徳明副館長と会談しました。大英図書館長が上海図書館を訪問するのはこれが初めてです。
  周副館長は、上海図書館が考案し出版した「シェイクスピアのソネット集」をキーティング館長に贈呈し、シェイクスピア没後400年記念活動の内容を紹介しました。これに対し、キーティング館長は賛辞を送っています。
  キーティング館長の訪問目的は、両図書館が2018年に共同開催する自筆原稿展に関する話し合いです。周副館長は「中国国内最大の自筆原稿収蔵機関であり貴図書館が開催する自筆原稿展の共催パートナーとして最もふさわしい図書館である本図書館は、自筆原稿展開催を全力で支援し、様々な方法や経路で市民に英国文学の魅力を紹介する所存です。」と述べました。キーティング館長はこれを受け「本図書館は、更なる公開および協力の精神をもって、公共図書館である貴図書館との各種交流活動を行っていきたいと願っています。」と応えました。
  キーティング館長は会談後、電子書籍閲覧室、コンテンツホール、ビッグデータ電子ディスプレイを見学しました。会談には、歴史文献中心の黄顕功主任や国際交流処の拱佳蔚副処長なども出席しています。