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上海ウィンドウを足掛かりに「一帯一路」に基づく文化交流を推進 ―上海図書館代表団がアラブ首長国連邦とインドを訪問
 
  葉汝強副理事長を団長とする上海図書館代表団は、公共図書館による民間外交という手段の活用により中国政府主導の経済圏構想である「一帯一路」を推進するため、アラブ首長国連邦とインドの図書館を10月末に訪問しました。インドのカルカッタとニューデリーでは熱烈な歓迎を受け、同構想への支持が表明されています。 
   
   代表団は馬占武駐カルカッタ中国総領事立ち合いのもと、インド・タゴール国際大学中国学院およびインド歴史研究会と、上海ウィンドウプロジェクト提携覚書を取り交わしました。また、インド大学ランキング第3位のカルカッタ大学とも同プロジェクト提携の合意に達しました。中国側もインド側も共に、上海ウィンドウを足掛かりに人口が多く古代文明国家である両大国間における民間交流という文化の絆を深める上で、今回の提携合意は大きな意義を持つとの認識を表明しています。上海図書館による上海ウィンドウプロジェクトは、現時点で「一帯一路」沿線28ヵ国の図書館および研究機関45ヵ所で実施されています。上海図書館は、友好、平等、相互利用、共同発展の原則に則り、提携先との友好共同プロジェクトや交流活動を実施しています。
 
 
 
   代表団は他にも、アラブ首長国連邦カリフ大学図書館、同連邦国立図書館、ドバイAI Manhool公共図書館などを訪問し、持参した中国年画を展示しました。