ニュース
国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)社会問題担当官一行が上海図書館を訪問
「創・新空間」を案内する呉館長 |
訪問団一行と記念撮影 |
2015年6月24日、国連アジア太平洋経済社会委員会の秋山愛子社会問題担当官一行が、中国残疾人(障害者)連合会国際部の魏孟新主任と上海市残疾人連合会の郭咏軍副主席の案内の下、上海図書館を訪問しました。呉建中館長、徐強読者服務中心(読者サービスセンター)主任、劉燕読者服務中心が、図書館代表として一行を接待しました。
秋山氏の訪問目的は、上海図書館の状況視察です。上海図書館が、今年12月開催予定の「2015情報アクセシビリティ確保に関する国際シンポジウム(上海市残疾人連合会主催)」参加者による見学場所の1つとされているためです。呉館長は、20以上の言語に訳された図書館案内パンフレットを秋山氏に渡した後、一行に対して「寛容、開放、革新」という運営理念を紹介し、「見学にいらっしゃる皆様を歓迎いたします。本図書館は、見学者の皆様がグローバル化された図書館サービスを体験されると確信しております。」と話しました。これに対し秋山氏は、「熱心な接待に感謝します。12月の見学が忘れがたい経験になることを期待しています。」述べました。 一行は会談後、呉館長の案内で視覚障害者用閲覧室、中国語書籍貸し出し室、コンテンツホール、新読書体験センター、創・新空間を見学し、劉書記から障害者向けサービス現況の、また徐主任からホームページと電子書籍のアクセシビリティ化状況の説明を受けました。視察後秋山氏は、シンポジウムプログラムのうち情報入手に関する会議を上海図書館で行う意向を明らかにしました。呉館長はこれを受け、会議開催の全面サポートを表明しています。 |