出版物案内
普遍的な図書館:移行と超越
- 筆者: 呉建中 訳者:川崎良孝 徐瑛 川崎智子
- 定価:
- ISBN:978-4-8204-1304-2
- 出版社:京都図書館情報学研究会 発売:日本図書館協会
- 内容の紹介:
現在,図書館は、古い形から新しい形へと移行している模索段階で、成熟した形にはなっていません。「移行と超越;普遍的な図書館」の作者呉建中は、複雑で変化の多い環境の中から、一つの主軸を整理して取り出し、その軸が図書館業務の全過程を貫くようにしました。この軸というのはつまり、人を持って基本とする、ということです。「移行と超越;普遍的な図書館」は人、資源、空間の三要素を出発点として、図書館における人の位置を際立たせ、メディアの資源の整合と内容を掘り起こすことに力を入れ、図書館の場所としての価値を深く探索しています。同時にこの本は、メディアの新しい環境の下、資源整合と再生プロセスを通し、どのように質の発展とソフトパワーの向上を図るかを考察しています。
作者の紹介:
呉建中、上海図書館館長、上海科技情報研究所所長。中国2010年上海万博テーマ表現顧問、上海市図書館行業協会会長、中国図書館学会副理事長、国家社科基金評審委員、南京政治学院兼職教授、博士課程の指導教員。国際図連管理委員会、出版委員会と専門委員会委員(2001年-2005年)、「IFLA Journal」「Libri」雑誌編集委員、日本の「生涯教育と図書館」雑誌編集委員。2002年国務院専家特別手当てを受ける。
最近の主な作品には「万博文化の解読」「万博のテーマ表現」「公共図書館発展の戦略思考」「世界クラシック図書館建築」「21世紀の図書館」「戦略思考-図書館発展の十大話題」があります。