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中国図書館だより
国立図書館の初の地方分館が海南島の三沙に開設
    海南島の三沙市と駐留部隊の文化的創造を促進するため、7月12日に国立図書館館の三沙市分館が西沙永興島に開設されることになりました。これは、中国辺境地域の文化の発展促進の一環として計画されたものです。

    国立図書館は三沙市分館に約3000冊の百科事典、海洋関連の一般向け書籍、文学作品とともに、電子新聞閲覧器二台を贈呈し、西沙水上警察区には電子書籍が50台贈られました。

    国立図書館は、三沙市の軍人と民間人の要求に応じ、今後も参考資料や文献提供などを行ってゆく予定です。これにより情報サービスの質が向上し、近隣海洋史文化の展覧などの社会教育活動の活性化がなされることでしょう。こうして海南島地域の駐留軍と行政機関に文化的また経済的な情報提供が確実に行われることになります。