「2013年中国図書館年次総会―中国図書館学会年次総会、中国図書館展覧会」（以下年次総会と略す）が11月7日から9日まで、上海市浦東新区で開催される予定です。

　今回の年次総会は、「書が香る中国――読書が未来を案内する」をテーマとし、業務会議、学術会議、展覧会の三つの部分に分かれています。年次総会には、国内外の図書館業界のスタッフ、管理者、専門学者、および関連企業の責任者が集まります。会議の参加者は3000人を超える見込みで、会場の面積は25000平方メートルに及び、展覧会に参加する企業も数百社に上る予定です。

　今回の業務会議では、全国の県以上の公共図書館に対する第五回の格付け作業を総括し、上位の図書館を表彰するそうです。学術会議と展覧会について、中国図書館学会と上海市浦東新区人民政府は、年次総会のテーマに合わせて計画を立てているところです。

    今回の年次総会の重要な部分として、「2013年中国図書館模範人物」を審査して選ぶ予定です。図書館業界のまれにみる、人を感動させる事績を探し見つけることで、現代の図書館人のプロ意識と道徳的なふるまいを人々に知ってもらうとともに、図書館事業を発展させる精神を明らかにし鼓舞することを目ざします。また、年次総会には一般の方々が参加するプロジェクトが新たに増えました。これにより、読書がすばらしい生活をもたらす、という理念を読者に実感してもらうとともに、さらに多くの読者が公共文化施設を理解し利用したくなるよう、公共文化サービスシステムが作り上げられていくことを期待しています。