中国版本図書館は先日、ウェブサイトのアップグレードを完了させ、図書館が所有する資源の検索、CIP番号の検証、全国出版社名簿、およびISBNの登録申請、CIPなど関連する業務のガイド機能を完成させました。
このウェブサイトは、業界の必要に基づき25の項目を設け、通常の項目以外に、幾つかの特別な項目が設けられたそうです。例えば、「版本所蔵研究センター」の「版本文化」「蔵書の展示」「版本収集状況」などを反映させ、豊富な図書館所蔵の出版物と研究成果をまとめて展示したものがあります。他に、「図書管理センター」の「出版物管理業務手続き」「CIP」「所蔵版本」などを反映させ、出版社が、ISBN申請や、出版社記号の変更、またCIPデータの作成と報告などの業務をする際にガイドするものも設けられました。
ISBNとCIP業務の手引きを詳しく紹介するとともに、ウェブサイトはさらにこの二大システムのクライアントダウンロードや、バーコードの申請、出版社記号の申請など各書類のダウンロード機能も提供しています。さらに、出版社からの問い合わせの多いISBN桁数書き換えに対し、特別にISBN10桁から13桁へのオンラインでの書き換え機能を設け、大量の業務事項を自分で処理することができるようになりました。
中国版本図書館は、我が国において、今最も完備され、最も権威のある出版物資源の情報図書館で、1950年に建てられました。現在、各出版物の版本を400万種類近く所蔵しており、内訳は図書が350万種(冊)余り、定期刊行物、新聞の合本が27万種、視聴覚資料、電子出版物が20万種、古いポスターが12万枚となっています。毎年、図書版本が17万種(冊)、定期刊行物合本が1万3千種、新聞合本が3千種、視聴覚資料と電子出版物が1万種ほど増えています。
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