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芸術を介しての文化交流「ウズベキスタン油絵展」が上海図書館に初めてお目見え

「ウズベキスタン油絵展」が上海図書館に初めてお目見え

    全国で巳年の春節を迎えるにあたり、上海図書館、上海市人民対外友好協会、ウズベキスタン共和国上海駐在総領事館などが主催する、「ウズベキスタン油絵展」が2月6日から18日まで上海図書館第一展示場で初めて開かれます。今回の展覧会で展示されるのは、ウズベキスタンの7名の画家による71枚の油絵の作品で、テーマは人物、山水、花鳥、建築、静物などに及びます。これら異郷の異なる画風、異なる表現手法の芸術作品は、側面からウズベキスタン独特の芸術と文化の様式、素朴な民俗風情を描いており、祝日の上海市民に独特な味わいの文化のごちそうを届けます。

 ウズベキスタンは中央アジア中部の内陸国で、大多数の中国人にとって、見知らぬ、またはるかに遠い国です。しかし中国と同様、ウズベキスタンもまた世界文明の発祥地の一つです。有名なシルクロードの長い歴史を持つ国として、ウズベキスタンは地理的に恵まれており、かつて古代では東西貿易の重要な中心地であり、交通の要衝でした。それで外国との行き来や各種の文化交流が活発な地、中央アジアの文化芸術の中心でした。

 ギリシャ・ローマ芸術、イランサーサーン朝芸術、トルキスタン草原芸術、イスラム芸術と遊牧芸術など、東方文化芸術の影響の下、ウズベキスタンは独特な風格の芸術を形成し、建築装飾、壁画、細密画など多方面で輝かしい業績を得、絵画分野で才能あふれる画家を生み出しました。

    中国とウズベキスタン国交樹立21周年を記念するにあたり、上海図書館は「ウズベキスタン油絵展」を開催します。それにより中国、ウズベキスタン両国の文化芸術交流はさらに促進し、両国の国民がお互いに理解と友情を深めるようになるでしょう。