11月7日から3日間、2013年中国図書館年次大会—中国図書館学会年次大会・中国図書館展覧会が上海で開催されました。開幕式の出席者には、文化部副部長の楊志今氏、上海市副市長の翁鉄慧氏、国家図書館館長で中国図書館学会名誉理事長の周和平氏、上海市政協副主席で浦東新区区長の姜梁氏、国際図書館連盟管理委員会委員の厳立初氏などがいます。
文化部が主催し、文化部の公共文化司・文化産業司・全国公共文化発展センター、上海市文広局、浦東新区政府、中国図書館学会、国家図書館が共催した同大会は、図書館関連の大会では中国最大規模のもので、国内外の図書館関連専門家、図書館員、企業代表、国家公共文化サービス体系モデル区(プロジェクト)創立業務会議に出席した代表者など3000人余りが出席しました。同大会では「学識ある中国—読書が導く未来」というテーマのもと、「全国民読書」理念の唱導や、多読したり良書を読んだりするための良好な環境作りにより、「学識ある中国」の構築を推進することが強調されました。業務会議、学術会議、展覧会の3つの分野から構成された同大会で特に際立ったのは国際化、情報化、社会化です。
開会式では、解放軍医学図書館館長の陳鋭氏、貴州省正安県図書館館長の馮康氏、チベット医学院図書館館長の朗東・多吉卓嘎氏、天津市少年子供図書館館長の李俊国氏、広東省東莞市図書館館長の李東来氏、上海浦東図書館館長の張偉氏、国家図書館国家古書保護センター事務局全国古書保護業務専門家委員会主任の李至忠氏の7名が、2013年中国図書館模範人物賞を受賞しています。
また上海市浦東区で開催された2013年中国図書館展覧会も多数の来場者から好評を得ており、企業・テーマ・国際・テーマ書籍・相互交流の5つの展示区に分かれた総面積2.5万平方メートルの会場に、132に上る図書館関連団体が出展しました。
同日午後には、同大会の各フォーラムと分科会学術会議が開催され、知識が人に与える力、読書が導く未来、生態再生と読書復興、図書館学科化サービスの戦略転換と最適な実践、デジタル時代における図書館と社会のコミュニケーション、公共移動読書サービスなどのテーマについて活発に討論されました。
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