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中国出版業発展報告(2011-2012)が北京で発布

    7月13日、中国新聞出版研究院は「中国出版業発展報告2011-2012」(中国出版青書)を正式に発布しました。

 2011年は第十二次五カ年計画の年です。全国出版、印刷そして発行サービス業の売上は前年比2193.4憶元17.7%高の14568.6憶元です。報告は政策環境、テーマ図書、重大プロジェクトなど7つの方面から2011年の出版業発展状況と特徴を総括しています。

 報告を分析すると2012年出版業発展には以下のような六つの動向がみられます。出版コンテンツの生産は主な位置に置かれようになる、大型の出版企業と出版業界の上場と再構築が盛んになる、デジタル出版の人工知能と4G技術は人々の注目を集めるようになる、民間経営の書店の政策援助は順次行われるようになる、ニュースメディア公共文化サービス環境の改善に力を入れるようになる、海外の投資戦略における資本運営がさらに発展を遂げていく。

 報告はさらに出版業改革発展を促進するために次の六つの提案を出しました。内容を刷新することにより文化強国建設のためさらなる貢献をすること、企業の再編成は人本位とし、また業界の発展を促進することを目的とすること、より良い科学的な集団発展のモデルを探索すること、クラウド出版の発展動向に順応し、クラウド出版の運営モデルと実現方式探索すること、規範にあった民間経営書籍業界が出版ルートに加わり民間経営書店に対する援助を拡大すること、新しいメディア技術を十分に利用し公共文化サービスを行うこと。(データソース:和訊網)