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第9回全国国民読書調査の結果発表:急速な勢いで成長する読書のデジタル化
419、中国新聞出版研究院が実施した第9回全国国民読書調査の結果が発表されました。今回の調査は20119月に開始され、電子書籍、電子新聞、電子ジャーナルの読書状況に対する調査項目を増やしました。調査により、2011年の中国国民(18~70歳)各種出版物(ペーパー版電子版含む)読書率77.6%で、2010年と比べて0.5%増加したことが明らかになりました。その中で、書籍の読書率は53.9%となり、前年比1.6%増、デジタル形式の読書に接する割合は5.8%増えました。

   調査により、各種デジタル化された読書方式に接する割合は、2010年と比較していずれも異なる程度で増加しており、かなり早い勢いで伸びていることが分かります。中国国民(18~70歳)の電子書籍の読書率は16.8%で、電子新聞と電子ジャーナルの読書率はそれぞれ8.2%5.9%です。デジタル化された読書方式(インターネット上での読書、携帯電話での読書、電子ブックリーダーを使った読書、電子ブックでの読書、PDA/MP4/MP5での読書など)に接する割合は38.6%で、2010年の32.8%と比べて5.8%も増え、増加率は17.7%になります。国民(18~70歳)が2011年に読んだ電子書籍は一人あたり平均1.42冊です。

    伝統的な紙ベースの出版物の読書量について国民18~70歳)2011年に読んだ図書は一人当たり平均4.35冊、新聞は100.7部、定期刊行物6.67冊でした。調査は同時に国民18~70歳)2011年インターネット使用率が54.9%であり、2010年の49.9%と比べ5%増加したことを明らかにしました。そのうち、デジタル化された読書方式に接したことのある人の8割以上が18~40歳となり、7割以上の国民が好む読書スタイルは依然として紙ベースの本の読書であり、11.8%の人は電子書籍を読み終えたあとでペーパー版の同じ本を購入したことがあることも分かりました。

    読書スタイルの傾向に対する研究により、75.3%の人がペーパー版の図書で読書、11.8%の人はインターネット上で読書、9.4%の人は携帯電話で読書、2.5%の人は電子ブックリーダーを使って読書する傾向にあり1.0%の人がインターネットからダウンロードし印刷してから読む習慣があることも分かりました

    価格面で、国民18~70歳)の図書、定期刊行物、電子図書に対する購買能力はすべて増加しています。調査によると、デジタル化された読書方式に接したことのある国民の受け入れられる電子書籍一冊の平均価格は3.50人民元となり、携帯電話で読書する人たちの中で、51.4%がお金を払って読書することを受け入れることができ、彼らの2011年の平均出費は20.75人民元でした。

    このほか、国民18~70歳)の6割足らずが自分の読書量がやや少ないか一般的であると考えており、6割以上の国民が地元の関係部門が読書イベントを開催することを希望し、その中でも農村部住民の期待は都市部住民より高いようです。(データソース:中国新聞出版報)