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ドイツのゲッティンゲン州立大学図書館長はご来訪、学術講演も行う

 

    2007年10月17日午前、上海市図書館学会の招きで、ドイツのゲッティンゲン州立大学図書館長の Norbert Lossau博士は上海図書館を訪問した。そして、全市から来た公共図書館と大学図書館の職員に「デジタル図書館を超えて考える:研究をサポートする新しい情報フレームを構築」の学術講座を開催した。

    講座では、ヨーロッパのデジタル化倉庫ネットワーク計画、ヨーロッパと世界のデジタル図書館プロジェクトなどを含む幾つかの国際性或いは国家レベルのデジタル図書館プロジェクト及び活動の現状を紹介した。それと同時に、「オープンなアクセス」をめぐり、全世界のデータベースネットワークを実現する基本原則及びネットワーク技術が科学研究情報環境に与える潜在的な影響を討論した。

    Norbert Lossau博士は、2006年からドイツのゲッティンゲン州立大学図書館長を務めていた。その前に、彼は、ドイツのフィールド大学の図書館長と学術情報コンサルタントマネジャーをそれぞれとつとめ、イギリスのオックスフォード大学で「オックスフォードのデジタル図書館」計画の初代責任者もつとめた。

    ゲッティンゲン州立大学図書館は、1734年に設立され、ドイツに最大の図書館の一つでもある。蔵書は、1454年前後の羊皮紙に印刷されたグーテンベルク聖書を含む580万件を超える。文献提供サービスとデジタル図書館の研究開発は、当該図書館の二つの特徴である。

    ゲッティンゲン州立大学図書館は、2004年から上海図書館と正式の友好交流協力関係を作り上げた。当該図書館は、「上海ウィンドウ」プロジェクトのパートナーでもある。