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「第四回上海国際図書館フォーラム」が開催



    2008年10月21~22日、「第四回上海国際図書館フォーラム」が上海図書館において開催された。世界各国から図書館情報学の専門家や学者が一堂に集まり「知識革新と図書館サービス」というテーマの下でデジタル時代における図書館や情報サービス、Web2.0を背景とした図書館、図書館におけるコアコンピタンスと図書館業界の将来、情報格差と図書館の責任、デジタル図書館とサイバーインフラの整備などの議題について学術交流や討論が行われた。
 上海市文化放送映像管理局の副局長である王小明氏は開幕式において中国文化部の副部長である周和平氏からの祝電を読み上げた。また中国文化部社図司の副司長である劉小琴が開幕式に出席し祝辞を述べた。
 本フォーラムの基調報告において中国同済大学の学長である裴鋼院士が「知識革新と情報サービス」と題する報告を行った。そして中国科学技術情報研究所の所長である賀徳方氏は「図書館が切り開く科学技術情報サービスにおける思考と実践」と題する報告を行った。また米国オハイオ州立大学図書館の館長であるJoseph Branin氏が「可能性を創造:将来における新たな学術図書館」と題する報告を行った。
 中国、米国、ロシア、オーストラリアを始めとする20近い国や地域から124名の代表者が本フォーラムに参加し学術交流や討論を行った。このうち62名は域外からの代表者だった。また国内外から合わせて300名を超える来賓が開幕式に駆けつけた。