2008年1月7-8日、第三回全国デジタル図書館開設とサービス会議が、上海図書館で開催された。文化部社会文化図書館司の劉小琴副司長が、会議を主宰した。文化部の周和平副部長がマウスをクリックし、「中国近代文献連合目録」を無料で一般に公開するインターネットのプラットフォームが開設された。
中国国家図書館の詹福瑞館長と上海図書館の呉建中館長は、「中国近代文献連合目録」合作意向書に調印した。
中国国家図書館と上海図書館は、共に国内最も豊富な近代文献資料を保有している図書館である。「中国近代文献連合目録」は、中国国家図書館と上海図書館などが共同で、二万種を超える現存文献を集め、全文デジタル化させたものである。中国晩清から民国に至る時代の政治、軍事、外交、経済、教育、文化、宗教などあらゆる分野を網羅しており、研究価値は極めて高い。
中国国家図書館と上海図書館のウェブサイトは、同時に「中国近代文献連合目録」の検索サービスも開始した。利用者は、連合目録文献の全文データを入手できる。
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