中国図書館だより
広西の玉林で移動公司による「携帯図書館」が利用開始
広西で初めての「携帯図書館」テクニカルサービスが玉林師範学院の図書館で2008年2月正式に使用開始となる。これは中国移動広西公司がモバイル情報化を教育の分野に応用したはじめての試みである。携帯図書館は最先端の検索サービスを提供するもので、どこにいても携帯電話から図書館にある資料を検索することができる。教師や学生は携帯のショートメッセージにより貸出・予約・貸出継続・検索などを行うことができる。図書館の係員もSMSやMMSにより図書館の最新情報を発信することができるようになる。このようにして図書の利用率が大幅にアップするだけでなく、大学生である利用者が一層便利でスピーディなサービスを受けられるようになるわけである。このサービスは大学関係者すべてから大好評である。
今回の「携帯図書館」は玉林支社と玉林師範学院によるモバイル情報化提携の単なる第一段階にすぎない。今後両者の間で一層の提携が充実し、個人向けの情報提供サービスも行われる。こうして社会的また経済的効果が促進されることになるであろう。人民郵電報により