2008年12月29日午前、2008年度「中国ウィンドウ」作業会議が中国社会科学院図書館で開催された。会議は国務院新聞弁三局の呉偉氏によって司会され、社科院国際合作局局長の楊揚氏、文化部外聯局カウンセラーの王楊氏、外交部新聞司一等秘書の鄒永紅氏、国新弁三局処長の李智慧氏、国家図書館副館長の張玉輝氏、社科院図書館館長の楊沛超氏、北京大学図書館館長の朱強氏、上海図書館館長の呉建中氏、国際交流処処長の沈麗雲氏、長寧区図書館館長の湯肖鋒氏らが会議に出席した。
国家図書館、北大図書館、上海図書館、長寧区図書館と中国社科院図書館の代表がそれぞれ作業報告と意見交換を行った。国家図書館、北大図書館、社科院図書館は主に「中国ウィンドウ」をプラットフォームにした海外へ向けた図書の寄贈書情况を紹介した。国際交流処処長である沈麗雲氏が上海図書館を代表して2008年「上海ウィンドウ」作業の進展および2009年作業計画を紹介した。長寧区図書館虹橋国際図書館を国務院新聞弁公室、上海新聞弁公室と長寧区政府により共同設立された国内初の「中国ウィンドウ」となり、このプロジェクトの新たな成員となった。その主な任務は中国の対外図書推進プロジェクト中のすべての図書を集め、それを地元の読者に開放し貸出することである。
会議の最後に呉局長は総括講演を行った。まず、各館が過去一年間に得た素晴らしい成績を認め、今後の作業に対しての要求を提出した。その中で、各館が新しい一年においても引き続き「中国ウィンドウ」プロジェクトに重きを置き、それを発展させるよう励まし、その作業方法を革新する創造力を強化する、特に情報フィードバックと調査研究を十分に行い、それに応じたプロジェクト推進作業を実施するように期待した。さらに、上海図書館と上海新聞弁公室が2010年上海万博期間中に海外の「中国ウィンドウ」において中国図書閲読キャンペーンを推進する「万博の約束」プロジェクトを率先し、その一環として最終的にコンテスト方式で選んだ受賞者を上海万博に招く計画を立てることを期待していると話した。