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台湾事務弁公室、『中華大辞典』の共同編纂で合意

 
  国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官はこのほど北京で「大陸は、両岸の専門家による『中華大辞典』の共同編纂に合意した」と発表した。

 台湾の指導者である馬英九氏はこのほど、「両岸は『中華大辞典』の共同編纂に携わり、繁体字の語彙と簡体字の語彙とを比較することは、両岸の交流にもつながる」と述べた。これについて、範報道官は定例記者会見で「簡体字でも繁体字でも中華文化の一部である。大陸で使用中の簡体字は、繁体字を簡素化したもので、繁体字を廃止するわけではない。場合によっては、大陸でも繁体字を使うケースがある」と説明した。  提供:中国国際放送局