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中国図書館だより
「2010米中図書館交流プロジェクト」が上海で実施

 2010年5月21日、「2010米中図書館職員交流プロジェクト」の一環として上海地区図書館館長専門セミナーが浦東図書館で挙行されました。

 米中図書館交流プロジェクト(2009—2010)は、中国・米国の政府による文化交流の重要な一部で、米中両国の政府が後押しする図書館界の協力プロジェクトです。このプロジェクトの主催者は、中華人民共和国の文化部および米国博物館と図書館事業機構(署)であり、中国文化部の特別基金と米国ローラ・ブッシュ基金会が共同で出資しています。プロジェクトの実施機関は、中国図書館学会と米国イリノイ大学アーバナシャンペーン校図書館とその協力機関である米国中国人図書館員協会となっています。今回のプロジェクトは、図書館館長の専門的な交流、図書館業務教育の専門交流、図書館技術の専門交流、図書館の普及に関する交流、また中国語情報共有プラットフォームの設立など、五つのサブプロジェクトから成っています。この先二年間の間に、30名の中国の図書館職員が、3グループに分かれて米国に派遣され、当地の図書館と専門的な交流が行われる予定です。同時に40名の米国図書館職員が9グループに分かれて中国を訪れることになっており、20以上の省の2000名の図書館職員との交流活動が予定されています。()